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大手予備校の模試なども地元塾で受けられる

地元の塾だと、受験情報が不足するんじゃないか。そんな不安を抱く受験生もいるかもしれませんが、これは、その塾の姿勢次第で、どのようにもなるでしょう。積極的に、情報収集に励んでいれば、あっという間に、大学受験情報は集まります。インターネット上には、さまざまな大学のホームページが公開されており、パソコンなど、その環境さえあれば、誰でも自由にそれらに接することができます。むしろ、地元の塾のほうが、フットワークがいいかもしれません。塾長先生にインターネット環境をつくる交渉をして、そろったら、じゃんじゃん利用する。そうした柔軟性が、地元の塾の特徴でしょう。また、塾だと名乗れば、大学側も、電話一本で、いろんな情報を提供してくれます。そんな工夫も、お願いすれば、塾が引き受けてくれるかもしれません。柔軟だからこそ、いろんな使いかたがあるのです。さらに。模擬試験も、そうした地元の塾で、受けることが可能です。たとえば、河合塾の全統模試などの有力模試を受けられる、地元の塾もあります。そんなときも。柔軟に「解説して」と頼むことができます。今後、このように、地元の塾が、大手、準大手の予備校・塾の隙問を埋める、貴重な存在になっていくのではないでしょうか。

中学受験は教科書だけでは無理

中学受験は教科書だけでは無理だが、はたして高校受験もそうなのだろうか。きっとそうだと思っている人、いやそんなことはない、教科書だけで十分だと思っている人、それぞれいろいろな意見があろう。教科書だけでは不十分だと考えているのは、主に父母及び進学塾の講師であり、学岐の教科書だけで十分だとしているのは、主に学校の教師といった形式が一般的である。両者の間になぜ、そんなギャップが生じているのだろうか。オーソドックスな進学塾では、予習を中心に学校の授業を先取りする学習をしている。受験生なら10月頃にはすべての教科書を終え、11月から2月にかけて入試問題を中心に実践的なテクニックを身につけるようにしないと、合格できないと信じている進学塾が多い。現在は三か月の先取り学習をするような進学塾は少なくなったが、今でも一か月ぐらい先の予習中心のところは多い。最近では、中間・期末テスト対策を行うような進学塾も増えてきているが、予習中心であることには変わりがない。その経営者たちは、教科書だけやっていたのでは入試問題の半分も得点できないと言う。

叱る効果とほめる効果

人は叱られると克己心が刺激されて成績が上がり、ほめられると増長したり気が緩んだりして勉強の成績が下がるといわれます。結論から先にいえば、教育心理学の世界では、ほめるほうが平均的能力が上がると考えられていて、この考え方は間違いだとされています。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。パズルのような話ですが、すこしおつきあいください。サイコロの目が「一」から「三」のときは「叱り」、「四」から「六」のときは「ほめる」と仮定しましょう。このサイコロには不思議な性質があって、叱ると前より「いい目」が出て、ほめると前より「悪い目」が出ますとあなたは説明を受けました。たしかにかなりの確率で、叱ると前より「いい目」が出て、ほめると前より「悪い目」が出ます。まさに予想どおりの結果になりました。しかし、よく考えれば、「叱る」「ほめる」にかかわりなく、最初に「四」から「六」という大きな数が出た場合、次にそれより大きい数が出る確率は低くなります。人の成績もこれに似ていて、最初に自分の平均的実力以上の実績を上げた場合、前より高くなる確率は低くなります。内容を忘れて、見た目の成績や実績に引きずられると、確率的にきびしい客観情勢が見えなくなります。これは、注意したほうがいいと思います。