経済は水ものですし、今アメリカの経済はITバブルがはじけて一時落ち込んだのですが、最近は少し回復してきました。しかし、ITが支える経済発展は引き続き変わることはないというのが専門家の見方です。また、日本がアメリカの情報産業に遅れをとったからと言って、この分野で絶対勝てないかというと、そういうことでもありません。日本の産業基盤というのは、世界の経済大国として、まだまだ未来への発展の可能性を秘めています。例えば、携帯電話によるインターネット取引が可能となってきていますが、この分野ではアメリカよりも日本の方が進んでいると言われています。そうすると、携帯電話の普及率や日本人の生活水準や、知的水準、豊富な商品、あるいは携帯電話の利便性などから、インターネット取引ということであれば、二、三年でアメリカを追い越すのではないかという専門家の指摘もあります。21世紀の時代はまさにIT革命の時代です。
『健康産業新聞』によると、二〇〇一年の健康食品市場規模は、末端価格換算で九八七〇億円で、前年の調査の八一〇〇億円に対して一七七〇億円上乗せし、二○%台の大幅な伸びとなったといいます。このように市場規模が急伸した要因として、同新聞は、「テレビやラジオの健康番組の増加など健康情報の拡大が、消費者の健康志向をとらえたこと、また、薬系店舗、食系店舗ではいずれも大きな伸びは見られなかったが、無店舗(ダイレクトメールマーケティング)ルートが大幅に伸びた」と記しています。健康食品市場規模については、それぞれの調査機関によって若干異なるものがありますが、いずれにしても健康食品の市場規模が今日大きく拡大していることは事実です。『薬局新聞』でも「伸張する「トクホ」市場」という見出しで、「厚生労働省が個別許可をしている特定保健用食品だけでも平成一三年に四一二○億円になった」と報じています。
神奈川県平塚市や宮城県仙台市の七夕祭りは、毎年たいへんなにぎわいを見せ、地域の観光資源の一助を成しています。これほど盛大ではなくても、町をあげて七夕祭りをする地方があるように、子どもも大人も楽しめる行事です。本来は、ささの葉のついた竹を軒先に立て、墨で願い事を書いた短冊や折り紙をつるし、それを空の星に見せて、願いが通じるようにと祈ったものでした。短冊に願い事を書くときに、ささの葉や里芋の葉についた露で墨をすると習字がうまくなると伝えられています。飾りつけるのは6日の夕方で、7日の晩には取りはずす一夜飾りがしきたりです。8日の朝にそれを川や海へ流す風習もありますが、これはお盆に祖先の霊を迎えるにあたって、みそぎをしたものです。しかし、現代は環境汚染につながりますから、燃えるごみとして処分しています。